GLOSSARY
鉄の表面に薄い亜鉛の層を作って鉄の錆を防ぐ方法。
樹脂の種類。廉価な仕様として使われる事が多い。耐久年数5年前後。
外壁材に使用する塗装材料。吹付タイル
アクリル樹脂を主成分とし、ニトロセルロースを配合した常温揮発乾燥型塗料のこと。
軒先の天井部分のように上方に設けられたもので、下から見える部分。
仮設足場時、落下防止を目的としてウケロ状に飛び出して仮設する足場のこと。
工事を行う場合の木製または鋼製の仮設物。本足場、一側足場、吊足場などの形式がある。
アスファルトでアスファルトフェルト、アスファルトルーフィングを数層張り重ねた防水方法をいう。
アスファルトを浸み込ませたフェルトの両面に、さらにアスファルトを塗ったもので防水層として使われる。屋根材として使用。
アルミニューム粉とワニスから作られた銀色の塗料。
鉄筋コンクリート造りのこと。
下塗りのこと。
ぼろ布、機械類の掃除などに使う布。
タイル、モルタルなどの仕上げを施さず、型枠の木目などを残した表面をそのまま仕上げとする。
木材用のシーラーのこと。
中塗りの上に塗る最後の仕上げ塗り。この良否・色彩が美観・耐久性を大きく左右する。
ローラーの種類。毛の長さ(短毛、中毛、長毛など)、毛の種類を用途や塗料の種類・仕上がり・下地の状態・性質に合わせて選択する。
樹脂の種類。アクリル→ウレタン→シリコンの順に高級。耐久年数8年。
吹付け塗装を行う塗装具のこと。
アクリル樹脂を主成分とするエマルジョンペイント。
気泡コンクリート。軽量で遮熱性、耐火性に優れ、内外壁などに使用される。
石材やコンクリートなどの表面にできる白い結晶のこと。白華、鼻たん、擬花ともいう。
エマルション樹脂を用いて製造された塗料。水で希釈でき、ツヤ消し・ツヤ有りもある。
縁切りとは、屋根材の重なり部分で塗料のたまった切片の部分を刷毛などで横方向に塗料をそぎ取り、最後に皮すきなどで余分な塗料を取り除くこと。放置しておくと漏水の原因になる可能性があります。
一般的なペンキ。最近あまり使わなくなりました。
油性着色剤。着色剤の一種で、素地着色に使用。他に水性やアルコールなどのステインがある。
塗料で意識的に凹凸をつけて、豪華さや重厚感を出す。
階段の中途の踏み板を広くして、足休めとした所。
特定の化学物質に接するだけで起きる過敏症のことを言い、その症状は自律神経失調症、睡眠障害、皮膚炎など。特定の化学物質はホルムアルデヒド・トルエン・キシレンなど。
塗り壁仕上げの一種。モルタルで下塗りしたうえ寒水石などとセメントを混合したものを塗り、未硬化の時にかき落として表面を粗面にした仕上げ。築年数の長い家によく使われています。
塀や手摺りパラペットなどの頂部をおおっているコンクリート。モルタル製、材木製、金属製、石製などの笠状の部分。
モルタル、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂など、反応硬化型の材料で二液を混合してから使用可能な時間の長さのこと。
化合物の種類。コーキング材の成分として入ってる場合があり、トラブルになる事がある。
鉄やステンレスで作られたこて(鏝)で、表面を平らにする。
羽板を取り付けた窓の一種。固定式と開閉式があり、直射日光や雨の侵入を防ぎ、同時に通風換気を目的とする。
胴片に焼刃をつけ、塗装ケレンに用いる工具。ケレン手工具として使用されている。
塗料を塗りやすくする。塗料と混ぜて使う。
顔料を含まない透明な塗料。ラッカーや合成樹脂塗料に使う言葉で、油性系塗料ではワニスと呼ぶ。
乾湿または温度変化によって起こる割れ目。
表面に着色、印刷、塗料を施した合板。
冬期、暖房を切った後などに、建物内壁に起こる現象で、その位置の湿り空気が露点以下になった時に空気中の水蒸気は液体となる。
ゲル=コロイド状。溶液の蒸発、冷却または化学変化などによって、ゼリー状の半固体ないし個体になることをいう。
床、天井、壁などの表面に付着する異物を除去すること。塗装工事では、さび落としや旧塗膜の除去など下地調整することをいう。
足場を組んだ後、最初の工程。塗替え塗装の下地調整において、劣化膜の軽度のケレンや付着汚れの洗浄。
全工事から割り出した部門別作業計画のこと。
塗料では塗膜が乾燥して硬くなること。
樹脂を硬化させる為の材料。二液型のエポキシ樹脂塗料・ポリウレタン塗料は、主剤と硬化剤に分かれているが、硬化剤は主剤の成分と反応して硬化させる。
油性の調合ペイントと区別するため合成樹脂の名を付ける。塗膜性も優れ、調合ペイントよりも乾燥が早い。
長油性フタル酸樹脂ワニスを顔料と合わせ作られ、酸化重合による自然乾燥性の塗料。
塗膜の光沢とは光を正反射する程度を表したもの。
現在、シーリング材と同意に使われている。目地・割れ部などの充填材。
コーキング材の種類(シーリング材)
窓台から下方の床までの間の壁、腰の部分にある壁。
モルタル、コンクリートの成分となる砂、砂利などの総称。
壁面塗膜防水材・ゴム状弾性複層仕上げ材・ゴム状弾性単層仕上げ材等、下地のひび割れ追随性を有する外装壁塗材。
枠組みしてある作業台をワイヤーロープで屋上から吊り、上げ下げして作業する移動吊足場で、ビルの外壁工事や清掃などに用いる。
コンクリートパネル。コンクリート打ち込みの際に使用する。
砂と砂利とセメントを練り合わせたもの。モルタルより圧縮強度は大きい。
外壁の種類。
マスチック。ローラーの種類。ローラーにより凸凹の模様をつける場合に使用。
窓枠と窓框の総称。スチール製、アルミニウム製のものが多い。
金属面が水分、酸素と結びついて発生する。
文字通り錆の進行を止める塗料。
サンドペーパーを取り付けて、木材・鋼材などの表面を削って平坦とする電動工具。
サンドウィッチマンやサンダー等で塗装面の汚れを取り、平滑にする。
木材の透明仕上げに用いる中塗り塗料。上塗り塗装の前に平滑性を与える目的。
研磨紙のこと。
高圧空気で砂を吹き付け、鉄鋼材の塗装前の清掃処理やコンクリート面を荒らすために行ったり、石材の仕上げなどに用いられる。
モルタル、コンクリート、木部まど表面にパテなどを薄く塗り付けること。
素地との密着をよくし、塗装面を平滑にする為に上塗りを施す前に塗装する塗料。プライマー・サフェーサー・パテ等が下地塗料に含まれる。
壁紙やフローリングなどの住宅建材から発生するホルムアルデヒドなどの化学物質などにより喉の痛み、頭痛などの様々な身体異常が起こる症状。原因がはっきりしないことが多い。
下地の乾燥、汚れ、付着物の除去、穴埋め、吸い込み止めやアルカリ止めなどのためにシーラーを塗るなど、施工に適するよう下地をあらかじめ整えることをいう。
施工するに当たり、素地面の補修工事で、凹凸や亀裂・欠損・目違い・パテまたはモルタル等で埋めたりする作業。
近年、シックハウス症候群、化学物質過敏症など、いろいろな名称で言われていますが、居住者が建物が原因でのめまい、吐き気、頭痛、平衡感覚の失調や呼吸器疾患などいろいろな症状、体の不調を感じることが大きな問題となりつつあります。
合成ゴムや合成樹脂を原料に積層成形した合成高分子シートを、接着剤を用いて防水する。
コンクリート打ちの際、コンクリートが行き届かずに、セメントペーストの足りないほとんど骨材だけの部分ができる。これをジャンカと呼び、表面にできる場合を豆板、内部にできる場合を巣穴という。
俗称であって業界分野ごとに若干意味が異なるが、要はセメントモルタルと合成樹脂を組み合わせ、強化した複合モルタルをさす。防水系でエポキシ樹脂を組み合わせたもの、止水系でのエポキシ樹脂分の多いもの、左官系の合成樹脂エマルジョン(アクリル、エチレン酢ビ、SBRなど)入りセメントモルタル、同義語で高分子モルタル、下地調整用セメントモルタル(JASS15左官工事)などがある。この薄付け下地調整剤(JIS A 6916セメント系下地調整塗材)がセメントフィラーである。
継ぎ目、合わせ目のこと。
工事の内容を詳細に規定した文書。使用材料、施工方法。
施工において下地への吸い込み防止、耐アルカリ性、密着性向上などを目的とした下塗り塗料。
樹脂の種類。高級品。
コーキング材と同じ意味。
水となじみやすい性質のこと。
塗料を薄めて塗装に適した粘度にするために加える溶剤。塗料用シンナー・ラッカーシンナー等、一般用として市販されているものがある。
錆面深く浸透し、錆を押さえこむ塗料。厚膜塗料も独特の技術が確立されている。
エマルジョン塗料。
皮すきのこと。
建築物の軸組みに、耐震・耐風などの必要上、対角線に挿入する建材。
塗装工法の名称。
ゆず肌模様。細かい凹凸模様。
鋼鉄製サッシのこと。
木材用着色剤の名称。
着色したウッドシーラー。素地着色と下塗りが一回の塗布で行える。
屋根葺き材料などに用いるもので、天然のものは粘板岩が圧力を受けて変質したもの。人工的には石綿スレートなどがあったが、アスベストによる健康被害が重大な問題となり、平成16年(2004年)10月より石綿含有製品の製造及び使用が禁止された。現在では無石綿スレート(繊維セメント)に切り替わっている。
後退して建築されること。例えば建ぺい率など建築基準法によっての建築方法がある。上層階など後退した壁面を持つビルの構造がそれである。
合成樹脂エマルジョン入りセメント補修材。下地調整につかいます。
塗装対象の塗装されてない面を素地という。
塗装のため、塗装対象素地面を、塗装の仕上がり、塗膜の耐久性を配慮して整える工程をいう。汚れや付着物の除去から、場合によっては吸い込み止めのためのシーラー塗り(下塗り)、パテかい、パテ付け含め称する。塗替えの場合特に重要。
色あせ。塗膜の色が自然環境の影響で変わる。
塗膜の水に対する抵抗性。試験板を一定温度の水に一定時間侵漬して試験する。はがれ・ふくれ・軟化・白化などを調べる。
一側足場の一種で、布丸太で建地丸太を挟んで二重に取り付けた足場のこと。
一回の吹き付け塗りで、二色以上の多彩な模様が得られる塗料。
部分的に拾い塗りすること。
軒またはパラペットなどの頂部の高さ、転じて一般に高さを意味する現場用語。
工事や図面などがほとんど出来上がったが、まだわずかに残って未完全部分をいう。
だめを拾い、完全に仕上げてゆくこと。
白を主体として作られた色。明度が6.5以上で彩度が高くない色。
ゴムのように伸縮してひび割れに追従できる塗料。防水効果は高いが内部結露に弱い。
エポキシ樹脂に石炭タールを混合した塗料。防食性が良く、厚塗りができて安価なので船舶・建造物等の美観を必要としない部分の防食塗装に使用。
中塗り・上塗りの工程のうち、同一材質で仕上げた塗膜。
外壁の塗膜が経年変化により白いチョークの粉のようなものがついている現象。塗替えの時期の目安になります。
土地や建物の面積の単位。1坪は約3.306平方メートル。畳に置き換えると2帖分の広さのこと。
クリヤー塗料を艶ありとして、完全に艶のない状態を全艶消しという。
塗装後の塗膜が部分的に光沢が異なり、ムラになる現象。艶あり塗料では部分的な艶びけが起こること。艶消し塗料では厚塗り部に光沢が出ること。膜厚や素地の吸い込みが関係する。
塗膜の艶を、スチールウールなどで消すことや、塗料の中に艶消し剤を入れて、艶が出ないようにした塗料。
雨筋や埃等の汚れが付きにくい塗料。
強度を保つのに合理的な形状に波付けされた床用の鋼板。
コンクリート中の鉄筋がさびることで体積が膨張し、コンクリートをはがしてしまう現象。
上面、頂をいう。下端の対語。
水蒸気の透過性のあること。
塗膜診断の後、適切な塗装システムを提案する。塗り回数、膜厚、塗料の種類等が表形式でまとめられている。
塗装条件的に、一般的塗料は、摂氏5度以下、湿度85%以上では塗装しない。
屋根や外壁などに使われる。
上塗り。
建築物の構造体の内部に生じる結露。表面結露に対していう。
塗装において上塗りの一つ前の塗り工程。
水性塗料と溶剤塗料の中間の性質を持つ塗料。弱溶剤系。
主剤と硬化剤が別の缶に入っていて、使用直前に混合して使う塗料。混合割合は、塗料によって異なる。
ラックカイガラ虫の分泌液をアルコールに溶かした褐色の塗料。セラックを漂白して、色を薄めたものが漂白二ス。
性能・仕上げを発揮するには最低限必要とする量を塗付量(一般にkg/m2)と言う。これにロス見込み量を上積みした物が所要量(kg/m2)で吹き付け工事で用いる。塗坪m2/缶は施工業者の見積もり目安の為用いり、塗付量は接着剤などで用いる。
まち中の仕事場のことをまち丁場というのに対して、それ以外の大型工事現場のこと。
石灰やセメントを水に溶いてのり状にしたもの。
チョーキング。塗膜が紫外線などにより分解されチョークの粉のようになること。
屋外に試験体を暴し、その変化を調べる実験。
塗膜に生じるへこみのうち、素地にまで達しているもの。被塗物の表面に油やシリコー ンなどの低極性の物質が付着しているときに起こりやすい。
塗装直後の塗膜の表面が白く、艶がない状態になる現象。低沸点溶剤の急激な蒸発で、 空気中の水分が凝縮することにより起きる。対策としてはノンブラッシングシンナーを添加して塗装する等。
隙間や目地を埋める場合、シール材の落込みを防ぐ目的で、シール材の奥につめるもの。
表面を少しずつ砕いて削り取ること。コンクリートの表面をのみで削ったり、木材の表面をちょうなで削る。
軒先で、垂木の端をかくすために取りつけられた横板。
エフロレッセンスに同じ。石材やコンクリートの表面にできる白い結晶のこと。
壁に一番下の床につく部分に取付ける横木。壁面丁部の損傷を防ぐ。
屋根の切妻についている合掌型の装飾版や、その破風板のついているところ。
下地の凸凹やジョイントのくぼみ等を埋めるもの。外部用、内部用、金属用等用途に合わせ各種のパテがある。
屋上、橋、吹抜け廊下、プラットフォームなどの構造で、その先端を保護するために設けられた低い手摺り壁。米国開拓時代の西部での砦などが発祥。
建物の居室の延長として屋根のない手摺りで囲んだ突出部分(露台)。
塗膜などにできる小さな穴。
コンクリートのひび割れを補修するに当たり、その部分をV字型に削り、シーリング材を充填する。
アルムホルデヒド等の揮発性有機化合物。沸点が50℃~250℃までのものを指。塗料に使われるシンナー・添加剤などに含まれ、有毒。
目止め。外壁の吹き付けの際、下地調整などのために行う。
塗料を霧状にして吹き付ける塗装法。
下塗り・中塗り・上塗りと組成の異なった塗料を塗り重ねて仕上げた塗膜。
下塗りに用いる塗料の総称。
艶消しの塗膜や塗料。
横木を二本の網で吊り下げ、その上に腰掛けて塗装する足場の一種。
塗装面がたいらでないこと。下地が平滑でなく波打っている状態。
塗膜表面に生ずる水泡や膨れ。
コンクリート、モルタル塗装面に生じ、最深部に達しない細かいひび割れのこと。
主材吹付け後、凸部をローラーで模様を整えるもので、凸部処理と称する。
サンドペーパーの略。
建物の外周にある庇の付いた長い廊下状の吹抜け部分。
屋上に設けられた塔屋の階。屋上階ともいう。
木材の防腐、防虫及び防かびを目的とした薬剤。水回りに用いる木材に多く使われる。
板及び板状の材料のこと。
塗装時、塗料の付着を防ぐ部分を覆うこと。
壁の隅など仕上げ材料が変わるところに入れる細い材のこと。
水で素地を洗うこと。
雨水が壁面に伝わるのを防ぐため、窓台石、蛇腹などの下面に設ける小溝。
壁と壁のつなぎ目。
従来のオイルステインに防腐・防虫・防jカビ等の特殊機能性をつけたようなもの。キシラデコールが代表的。
砂とセメントを練り合わせたもの。
コンクリート面の上にモルタルをコテ塗りして仕上げること。
躯体から経年によりモルタルが浮いた状態。
モルタルが破損し剥がれ落ちた状態。
塗面にユズの実の表面のような凹凸があること。
外装材の種類。
水性の反対。シンナーで希釈する塗料。
ニトロセルロースラッカーの事で、これに顔料を配合したものがラッカーエナメル。
ニスのこと。
外壁などに塗装する塗装材料。
移動足場のこと。
塗装用具の一種。
針金によって造られたブラシ。素地の汚れ、カビなどを落とす。
透明な被膜を形成する塗料。天然または合成の樹脂を溶媒に溶かしたもの。ニス。仮漆。